大地を守る会

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このページは、大地を守る会 お取り寄せひろばの、大地を守る会とはの、社長挨拶のページです。

社長挨拶

農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、一本の無農薬の大根を作り、運び、食べることからはじめよう。

大地を守る会が発足したのは1975年ですが、きっかけは「複合汚染」(有吉佐和子著)という小説を読んだことでした。この小説には、当時農薬の使い過ぎで、ミミズやドジョウが次々と死んでいくさまが描かれていました。微生物や小動物に起きていることは、いずれ人間の世界にも起こる。何とかしなければという思いで大地を守る会を始めました。

40年間やってきて、改めて「共存」や「共生」という言葉の重みを感じています。有機農業は、微生物やミミズとも共存しようというところから始まりました。人間だけのエゴを押しつけず、消費者や生産者という自分だけの立場を押しつけず、多様性を認め合う社会を作っていけば、きっと優しさに満ちた平和な社会になるでしょう。

大地を守る会は、安全な食べ物を生産し、流通し、食べるところから運動と事業を始めました。2010年に大地を守る会は「社会的企業である」と宣言し、その果たすべき使命は、「日本の第一次産業を守り育てること」「人々の健康と生命を守ること」「持続可能な社会を創ること」であるとしました。これは、大地を守る会が単なる利益追求企業ではなく、明確に社会のために働く企業であると宣言したことでもあります。企業であっても社会的課題に敢然と立ち向かい、企業活動の本業においても社会貢献できるようなモデルを作りたい。子や孫の時代に、少なくとも飢えることのない社会を作っておきたいのです。

今では随分仲間も増えてきましたが、日本全体から見るとまだまだ圧倒的に少数です。私たちのめざす社会を実現するために、もっともっと生産者や消費者の輪を大きくしながら、日本の第一次産業を守り育てていきたい。そしてそれを世界にも広めていきたい。そんな想いをこめ、大地を守る会はこれからも次世代につながる食と暮らしを提案していきます。

株式会社 大地を守る会 代表取締役社長
藤田和芳